東北ふるさと紀行

宮城 伊豆沼の野鳥 マガンなどが飛来する渡り鳥たちの聖地

 渡り鳥の越冬地である伊豆沼・長沼は、日本で2番目にラムサール条約の登録指定を受けた湿地帯。四季を通して渡り鳥の姿が見られますが、マガンやカモ、白鳥など多くの野鳥でにぎわう冬にぜひ訪れたい場所。餌場もあり、間近に触れ合えるのも魅力です。

 宮城の冬の味覚・カキを味わうなら、鍋がおすすめです。宮城のカキは、小粒ながらプリッとした食感で旨みたっぷり。仙台白菜、仙台曲がりネギなどの仙台伝統野菜とともに頂きます。松島では、カキ鍋クルーズ船も運航します。

伊豆沼は、白鳥の飛来地として有名ですが、夏には蓮の花が水面を埋め尽くすことでも有名です。早朝に「ポンッ!」という音ともに花びらが開くそうだよ。


夕暮れ時の伊豆沼。野鳥たちが群れ飛ぶ美しい光景が楽しめます。

旬のカキは、旨みが溶け込んだアツアツの鍋がおすすめです。


松島では、毎年2月にかき祭りが開かれます。その中で、かき供養祭という催しもあるみたい。興味深い…。

※伊豆沼・内沼の渡り鳥
 栗原市と登米市の2市にまたがる伊豆沼・内沼は、日本を代表する冬鳥の越冬地。

※この海に教えられたこと。
 美味しい牡蠣を育てるために山に木を植える「森は海の恋人」運動を展開する畠山重篤さん。


福島 猪苗代湖のしぶき氷 寒さと風が作り上げる自然の造形美

 厳冬の猪苗代湖天神浜付近では、しぶき氷と呼ばれる氷の芸術に出会うことができます。寒風で浜に打ち付けられた波しぶきが木々などに降りかかり、それが凍ってできたものです。寒さや風の強さによってさまざまな造形美を見せてくれます。

 この時期、上物のあんこうが水揚げされるいわきでは、脂ののった旬のあんこうを丸ごと頂く「あんこう鍋」が有名です。あんこうの7つ道具といわれる「肝・ヒレ・卵巣・身肉・胃・エラ・皮」と大根、白菜などの旬の野菜を煮たあとに、海のフォアグラといわれるあんこうの肝を味噌で溶き入れる贅沢な味わいです。

蔵王の樹氷もそうだけど、猪苗代湖のしぶき氷みたいに東北は冬に自然によって作られる造形美が多いよね。


同じものは二つとできない、自然が創る氷のアート・しぶき氷。

冬の魚・あんこうを丸ごと頂くあんこう鍋は体を芯から温めてくれます。


 「東のあんこう、西のふぐ」といわれ、捨てるところがない魚らしいよ。僕はあん肝が好き。