



大正時代の面影を残す温泉地で、江戸初期に大銀山として栄えた「延沢銀山」が名前の由来。その銀山跡から流れる川の両岸に、大正末期から昭和初期に建てられた洋風木造多層の旅館が軒を並べています。夕方、通りのガス灯がともると、温泉街は一段とレトロな雰囲気に包まれます。
泉質は、乳白色の含食塩硫化水素高温泉。少し熱めで体の芯まで温めてくれるため、特に冷え性に悩む女性におすすめ。2つの共同浴場と無料の足湯も人気です。


米沢市の南、吾妻連峰に点在する温泉。ラジウムを多く含む湯の「小野川温泉」は20軒ほどの宿が並ぶ温泉街。「白布温泉」には、築200年の茅葺屋根の「西屋」や湯滝で知られる「東屋」など趣のある宿が並びます。
標高1000メートル以上にある「新高湯温泉」、山道を歩いてたどり着く「大平温泉」、奇岩がそそり立つ絶壁を眺める豪快な湯浴みが人気の「姥湯温泉」、子宝の湯として知られる「五色温泉」、渓流脇の露天風呂が人気の「滑川温泉」、日本で唯一入浴できる間欠泉「湯の沢温泉」など、それぞれ名湯秘湯として名高い温泉です。


開湯1200年を迎えた肘折温泉は、山岳信仰の地・霊峰月山の麓に沸く古くからの湯治場。東北屈指の朝市が立つ温泉場として親しまれてきました。
冬場を除き、朝5時30分頃から7時半頃まで開かれる市では、近隣で採れた山菜やきのこ、果物、野菜のほか、自家製漬物やしそ巻きなどが並び、浴衣姿の湯治客でにぎわいます。
細い通りに立ち並ぶ木造建築の宿や、浴衣に下駄で歩く湯客、人力車も走る風景はレトロな風情が漂います。
共同浴場や日帰り温泉施設もあるので、気軽に湯治気分を味わえます。
