東北ふるさと紀行

温泉情緒に浸る湯巡りが楽しい 土湯周辺

 


東北道からのアクセスの良さでも人気の土湯温泉。

 特産品「土湯こけし」で有名な土湯温泉は、山々に囲まれた谷あいの温泉街に、大小の旅館や商店がひしめき合うように並んでいます。中心街には史跡や共同浴場、足湯、つり橋なども多くあり散策が楽しめます。

 温泉の起源は諸説あり、聖徳太子の教えで発見した、あるいは大穴貴命(おおあなむちのみこと)が荒川のほとりを鉾で突いて湧いたことから「突き湯」が「土湯」に変じたなどといわれています。

 土湯温泉から国道115号を磐梯吾妻スカイラインの方向に進んだ土湯峠には、個性豊かな秘湯が点在しています。

 「土湯こけし」は、日本三大こけしのひとつと数えられているそうです。土湯温泉にある「こけし堂」には、始祖といわれる惟高親王と薬師如来に並んで、土湯こけしが奉られているとか。


野地温泉

安達太良連峰、鬼面山の山間のブナの原生林に囲まれた1軒宿。白濁した硫黄泉で、温度が異なる3つの浴槽の桧風呂や露天風呂など湯めぐりを満喫できます。

鷲倉温泉

土湯峠近くの1軒宿の温泉。胃腸や神経痛に効能があると評判の「薬湯」といわれる湯があり、敷地内に2種類の源泉があります。旅館前の遊歩道では、ブナ原生林の森林浴も楽しめます。


野地温泉も標高1,200mの高所に位置している雲上の温泉。でもね、年中営業しているらしいよ。雪景色の中の湯けむりも乙なもの…。


新野地温泉

吾妻連峰、安達太良連峰を望む1軒宿の温泉です。白濁の湯にファンが多く、源泉から立ち上る白煙を眺めながら入る、開放的な野天風呂が人気です。

幕川温泉

東吾妻山の中腹、標高1,300メートルの土湯峠から北へと延びる林道沿いにあります。ブナの林に囲まれた自然豊かな湯浴みを楽しめます。2軒ある宿はいずれも冬季休業になります。


幕川温泉には、樹齢800年の檜をくり抜いた、いかにも長生きできそうな露天風呂があるそうです。ここにもお祖母ちゃんを連れていってあげようかなぁ。