東北ふるさと紀行
江戸情緒が味わえるみちのくの町並み 東北の地には、城が築かれ、武士や商人の行き交う城下町として栄えた歴史的な町並みが数多く残されています。いにしえの歴史の面影の残る、情緒あふれる町並みを訪ねる旅をご案内します。

秋田・角館 ゆったりと時間が流れる小京

角館歴史村青柳家 3000坪の敷地内にある、約600種類の花や木が四季折々の表情を見せる庭園が人気。座敷は現存する角館の武家屋敷の中でも豪華なものの一つです。

 江戸時代に佐竹北家の城下町として栄え、現在では「みちのくの小京都」と呼ばれる角館。初代所領の佐竹義隣に加え、二代義明の妻が京都の公家出身だったことが、京文化を色濃く残す理由といわれています。

 西に桧木内川が流れ、東に奥羽山脈を望む南北3キロメートルの細長い町並みは、北に内町(武家町)、南に外町(町人町)といった城下町の町割。この町割に加え、武家屋敷の門や塀、主屋などの建物など当時の町の佇まいがそのまま残るところは全国でもそう多くはありません。通りを歩けば、樹齢250年以上の巨大な樹木が屋敷や道を覆い、静寂と独特の趣が感じられます。桜や紅葉の季節は黒板塀との色のコントラストも見事。人力車での散策も楽しめます。


斜陽館

武家屋敷石黒家

武家屋敷通りに現存する最も古い屋敷で現在も末裔家族が住み、一部を公開しています。武具甲冑類のほか、「解体新書」の初版本が所蔵されています。

武家屋敷資料館

米蔵を改造した資料館で、佐竹北家に伝わる武具・衣服・調度品・古文書などを展示。京風の装飾が見られる打ち掛けや化粧箱もあります。

武家屋敷通り

黒板塀と武家屋敷が立ち並ぶみちのくの小京都。600mの間に6軒の屋敷があり、一帯は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

「みちのくの小京都」角館は、まもなく4月の後半からGWにかけて枝垂桜が見頃となります。

※角館の桜まつり
 桧木内川堤の桜のトンネル、武家屋敷の枝垂れ桜など華麗に咲き競う
※角館のお祭り
 小京都・角館ならではの伝統的な祭り
※火振りかまくら
 雪の中に華麗な火の輪が踊る幻想的な祭り

桜で有名な角館。秋は秋で、抱返り渓谷の紅葉がとぉ~っても美しいぃぃぃっ!