瞳の中の星が3つに増え、表情が少し華やかになった「2代目リカちゃん」。座っても脚が閉じるようになり、またマグネットシューズを履けば、スチールの上ならどこでも立てるようになったのが特徴。 |
ブース展示はシリーズごとに分けられまとめられている。また写真でわかるように小型のモニターが置かれ、そこには歴代のテレビコマーシャルが次々と映し出される。懐かしさに思わず見入ってしまう。 |
携帯電話に付けるアクセサリーとしてブレイクした「リカストラップ」シリーズ。全国各地のご当地ものや制服もの、企業とのコラボものなど、どれもが発売と同時に即完売となったことで大きな話題に。 |
1992年(平成4年)にリカちゃん誕生25周年を記念して作られた、陶磁器製の「プレミアムリカちゃん」。木の箱の中には、2017年に開催される誕生50周年パーティへの招待状が入っており、キャッスル内の展示ブースには購入者の名前も掲示されている。2,500体の限定生産で価格は25,000円。当然のようにすでに完売。 |
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とうほく唯物論【5月号】リカちゃんが生まれる「お城」/福島・小野町 |
リカちゃんが誕生したのは1967年(昭和42年)で、今年がちょうど40周年の節目。その間には幾多のバージョンアップが重ねられ、現行モデルは“4代目後期”という位置づけになっている。ちなみに誕生25周年にあたる1992年(平成4年)に、一時期リリースされた“5代目ピンキーピンク・リカちゃん”はスポット商品であり、系譜的には別のポジションに置かれている。
「単純に捉えると1代あたり10年という感じですが、実は同じ代であっても顔、目、耳、髪型と、常に少しずつブラッシュアップされています。これはリカちゃんの生みの親である当時のタカラの佐藤安太社長の“はじめから考えたものが、そのまま売れる商品はない”という哲学によるもの。ですから仮に、お母さんがかつて初代をお持ちでショーケースの中を探していても“これ!”という同じバージョンに辿り着くまで、意外と時間がかかったりします」。
リカちゃんキャッスルの工場で積み重ねられたブラッシュアップの変遷は、その時々の時代背景やトレンド、そして女の子の憧れを映すという、リカちゃんの使命が反映されたこと。それが“鏡”となり、いつの時代でもそこに魅力的な世界観を映してきたからこそ、親子2代、あるいは3代にわたって愛される存在であり続けていることは言うまでもない。
「初代の頃のファッションやハウスなど、当初はリカちゃんのライフスタイルも、どちらかといえば夢に近い憧れだったと思います。しかし現在は、私たちのライフスタイルも豊かになり多様化したことで、現実的な距離感の憧れになっています。だからこそ、より綿密に世界観を創造していく努力が永遠に求められていくのです」。
ちなみに最新バージョンのラインナップは『リカちゃんワールドツアーシリーズ』。
リカちゃん自身のブログを見ると“すてきなレディになるために”、4月14日にパリへと旅立ったことが記されている。
リカちゃんキャッスルの“これから”とは。

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